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コルビジェ 続き5

近代建築のルールは80年も続くと言いましたが、
古い建物はそれ以上続いています。
80年も建築歴史から見れば一瞬です。
古い建築と新しい建築が混在しているのが現状です。
つまり時間が混在しているのです。
それは建築が極めて耐久性が高く、
耐用年数からすると、
今の社会の変化のスピードとは異なる時間で
利用されているからです。
混在が不ぞろいや不調和を生み出す原因でもありますが、
都市や地域に新たな魅力や活力を与えることにも寄与しています。
長く使われることによって、古い物と新しい物がなじんでいきます。
つまり歴史の1ページが加わると言うことです。
パリを見ているとそれを感じます。
ミッテラン大統領時代、
パリはグランプロジェと言う大規模なプロジェクトで新たな
魅力を付け加えました。
ルーブル美術館のガラスのピラミッド、
ポンピドーセンター、
オルセー美術館、
新凱旋門、
新オペラ座



OLD&NEWは都市のキーワードです。

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Date: 2010.04.28
Category: 建築案内・ 国外編 ( 訪ねた街・建築の紹介です)
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コルビジェ 続き4 「住むための機械」

「住宅は住むための機械である」はコルビジェの名言
近代建築の本質を言い当て、世界中の建築家に
影響を与えた言葉です。
彼は、近代建築の理念に基づく住宅を創って、
運動の旗手となっていきます。
「住宅は住むための機械」
機械=普遍性というイメージで
20世紀の時代精神を的確に捉えました。
同時に、住宅こそ、近代建築の本質が端的に
示すことが出来ると考えていました。
サボア邸は彼の代表作になりました。

又、鉄、コンクリート、ガラスなどの近代産業の製品が
出回るという、社会的条件も整っていました。

こうして出来たのが
「近代建築の5原則」と呼ばれる概念です。
この概念はその後の建築界の主流となり、世界中に敷衍します。
いわゆる「インターナショナルスタイル」です。
世の中の民主化の流れに呼応します。
1960年代に入り、近代化に疑問がもたれるようになった後も
いまも続く概念です。
80年に渡ります。
Date: 2010.04.17
Category: 建築案内・ 国外編 ( 訪ねた街・建築の紹介です)
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コルビジェ 続き3 家具

サボア邸で使われているコルビジェ作の家具LC-2,LC-4が使われている住宅です。

LC-42.jpg

かなり広いリビングにLC-2,LC-4そして、
マラルンガと呼ばれるソファー(ヴィコ マジェストレッティ作)
サイドテーブルはアイリーン グレイ
LC-2とデザインがよく合います。

LC-21.jpg


ダイニングにはLC-9のガラステーブル
とキャブ チェアー(マリオ ベリーニ作)

全て輸入家具 カッシーナの製品です。

不要なものをそぎ落として、必要なものを際立たせる。
モダンデザインの手法です。

少しも古さを感じさせない家具
家具に負けない空間を創るのは、しんどいですけど、
ファイトが沸きます。
Date: 2010.04.13
Category: 建築案内・ 国外編 ( 訪ねた街・建築の紹介です)
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コルビジェ 続き2

コルビジェは建築も創りましたが、
そこで使う家具も作りました。

それまでの装飾的な家具ではなくて、
建築同様な機能的家具です。
鉄やガラスを使っています。

サボア邸の竣工当時の写真を見ますと、
コルビジェ作の家具ではなくて、従来の様式の家具が写っています。
家具の製作は1928年ですから、
使われていて良いはずですが、ありません。
施主のサボアさんの好みでしょうか。
其れとも詳しくは知りませんが、
商品化されていなかったのでしょうか。
当時のほかのコルビジェ作の建築の写真にも写っていません。

サボア居間2


現在のサボア邸の居間の家具はコルビジェ
LC-1
LC-2
LC-4

呼ばれる家具です。
ニューヨーク近代美術館 パーマネントコレクション。
居間


広さ85㎡(約25坪50畳)の居間では小さく見えますが、
日本の普通の広さの住宅に納めると、これがでかい。

せっかくの高価でデザインの良い家具が死んでしまいます。
もっとも、値段のほうは、ライセンスが切れて、安い類似品が出回っています。
Date: 2010.04.10
Category: 建築案内・ 国外編 ( 訪ねた街・建築の紹介です)
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コルビジェ つづき

コルビジェはサービス精神が旺盛と言うのか、
建築には見所が沢山あります。
見て楽しい仕掛けがあります。

階段もらせん状で視線が上方に延びます。
するとそこから2階の光が落ちてきて、
人も視線も自然に2階にいざないます。

螺旋階段


スロープは緩やかに室内外風景を鑑賞させ、
視線の移動もスムーズです。
気づくと2階に上がっています。

今はナニゲに使っている、
螺旋階段やスロープという
建築ボキャブラリーが出来上がっています。

確かレム・コールハウスが福岡ネクサスで設計したマンションの浴室は
コルビジェのサボア邸風の浴室だと記憶しています。
顔写真も髪の毛フサフサでした。

たのしい、おもろいは建築の大切な要素ですが、
これがなかなか大変で、
大真面目に考えないと出来ません。
それもウイットに富んだ感覚と頭の柔らかさも兼ね備えて。

建築はやはり おもろいのであります。
Date: 2010.04.09
Category: 建築案内・ 国外編 ( 訪ねた街・建築の紹介です)
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コルビジェに会う

長年の夢でした、建築の巨匠「コルビジェ」
サボア邸を訪れることが出来ました。
2010年2月28日、風雨の中40分歩いてやっと辿り着きました。
ガイドブックや訪問記事に書いてあることと違い、
駅前にタクシーはいない、バス停は分からない、
案内所は閉まっているか又は無い。
案内板は分かりにくい。
日曜日で道を尋ねる人もいない。
サボア邸


でも、訪れてみると記帳ノートにいっぱい日本人の
足跡有り。

結構建築巡礼のメッカでした。
記帳ノート


1929年設計の名作はその後の変遷を経て、
現在は手入れをされて公開されています。

1972年発行の写真家 二川幸夫 企画撮影の
[建築写真集GA]に写っている
サボア邸は外壁がぼろぼろでしたが、
当時としては貴重な海外建築情報で
よく理解できないけれど、何かそれまでの建築の固定観念とらわれない
新しさを感じていました。
居間


今回、訪れてみて、写真や図面を現地でトレースして納得は出来ましたが、
あまりに訪れるのが遅すぎて、
コルビジェ建築を見ても、思うほどの感動が湧きません。
鳥肌が立つような感覚が自分になくなっていることのほうに、
愕然としました。

屋上テラス


コルビジェのコンセプトが世界スタンダードになるほどの影響力を持って、
現在ではそこら中に、コルビジェの末裔を見かけるからです。
モノの力は大切ですが、モノの影響力よりも、
思想、コンセプトの影響力のすごさに感心しました。
世界を動かす思想まで創れる可能性のある
建築家は素敵な仕事です。

それが解って、訪問の成果有りです。
Date: 2010.04.02
Category: 建築案内・ 国外編 ( 訪ねた街・建築の紹介です)
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プロフィール

aoshintani

Author:aoshintani
新谷 雅之 (新谷建築設計事務所)
(NPO法人 まちづくり推進機構岡山顧問)

  岡山市在住

  職業 建築家 1級建築士

まちづくり専攻建築士
  国際UD協議会会員
  高齢社会検定協会
エキスパートの会会員
     
     
  
  その他、詳しくはHPご覧下さい。
  http://www.aoshintani.com
住所 岡山市奉還町4-15-17
    Tel 086-214-5323
    Fax 086-255-1800
    mail shin@aoshintani.com

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