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デフレの正体

デフレの正体

「デフレの正体」
経済は「人口の波」で動く

著者 藻谷 浩介  日本政策投資銀行参事役
発行所 角川書店

著者は平成の大合併前の全国の市町村約3200のほとんどを訪問、
地域振興の分野で精力的に、研究、調査、講演を行っています。
今までの講演回数 累計3000回、多い年の講演回数、年間400回と精力的に全国を飛び回っています。氏がコーディネーターをされたまちづくりのフォーラムに参加させていただきましたが、豊富な事例と、研究、調査に基づく分析による地域のまちづくりへの提言は、現実味のあるものでした。
鉄道好きの人が「テッチャン」なら、さしずめ、まちづくりの好きな人は
「マッチャン」と呼べるのでしょうが、著者は「マッチャン」の最右翼です。
2007年に「ニッポンの地域力」を出版し、早くも、人口減少のおよぼす地域経済への影響について述べられています。
人口減少のスピードは加速度的にすすみ、2025年には、毎年80万人が減っていく、つまり小さな政令指定都市1つが毎年なくなっていく勘定です。
私が住む岡山市は人口70万人の政令指定都市ですが、1年のうちにこの人口が消滅するということです。
使われない土地とインフラ、そして固定資産税だけが負の資産として受け継がれます。
今回取り上げました「デフレの正体」の結論はこの問題の解決提案として示されています。というように、私は2冊の著書を通して、氏の提言を受け止めています。
著作の前半は経済状況の分析、後半は現在の経済状況をもたらした、人口減少についての分析です。
「デフレ」の原因は生産人口の減少と著者は、明快にデータに基づいて分析しています。
生産人口の減少が経済の縮小原因なら、理由は明快ですが、解決策は今まで色々と言われてきた処方箋は、あまり効果がありません。
少ない国内人口で、高い生産性が得られるサービスや商品をつくり、
少ない人口に価値あるものを供給し、世界に先行して、高齢化社会の未来モデルを示すことを提案されています。
ただ、ここまでなら、実際に何をすればよいのかはわかりません。著書の優れているところは、全国を踏破したフィールドワークと分析力に基づく
いくつかの実効性のあるプランが示されていることです。
お金の回る新しいしくみづくりとまちづくりです。
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Date: 2012.08.01
Category: BOOKS MEMO (本との出会いは人生の出会いか?)
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プロフィール

Author:aoshintani
新谷 雅之 (新谷建築設計事務所)
(NPO法人 まちづくり推進機構岡山顧問)

  岡山市在住

  職業 建築家 1級建築士

まちづくり専攻建築士
  国際UD協議会会員
  高齢社会検定協会
エキスパートの会会員
     
     
  
  その他、詳しくはHPご覧下さい。
  http://www.aoshintani.com
住所 岡山市奉還町4-15-17
    Tel 086-214-5323
    Fax 086-255-1800
    mail shin@aoshintani.com

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